お母さんが、子供から教えられる、大切なこと

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志和池 恵vs半澤 聖子 特別対談  「お母さんが、子供から教えられる、大切なこと」
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志和池 恵vs半澤 聖子 特別対談  「お母さんが、子供から教えられる、大切なこと」

 


志和池 恵 Megumi Shiwachi

幼児講師・障害児指導講師・胎教指導講師・ジュニアス指導講師・日本産業心理コンサルティング協会認定講師。

日本メンタルヘルス協会初級・上級コース終了。日本アロマテラピー協会アドバイザー課程。インストラクター課程修了。オーラソーマ レベル1課程修了。色彩学講座課程 修了。日本産業廃棄物処理業修了、合格。
七田 真先生、内藤 貴雄先生、志賀 一雅先生などのセミナー多数受講。

教室を通して、コミュニケーション講座を行なっています。

インターネットにてブログ公開中!
http://babykidchild.blog37.fc2.com/

お腹の中の赤ちゃんから、高校生までの子どもたちに毎日接し、胎教、食べ物、環境、しつけ、ルールなど日々の生活の中で必要なものを子どもたちに教えています。そして、大変な子育てをいかに楽しく、らくにしていくのか、おかあさんのストレス解消や子育ての悩み、家族のあり方など身近な問題を解決しています。また、幼児教室では、子どもの本当の性格・気質を見た上での指導をし、子どもの才能を伸ばしていくのには、どうしたらいいのかをお母さんにお話しています。また、記憶法やイメージ力を伸ばしていく訓練などもおこなっています。

ぜひ、親子関係のコミュニケーションを知っていただき、親子がもっとよりよい形で向け合えるようにしてみませんか?
簡単なことです。コツを見つけると、誰でも出来るようになります。あなたの一歩が大事です。

勇気をもって扉を開いてみてください。そこからが始まりです。

半澤 聖子 Seiko Hanzawa

暮らしカウンセラー
二級建築士・福祉住環境コーディネーター・日本産業心理コンサルティング協会認定インストラクター。

住まいと家族のコミュニケーションコーディネーターとして活動。

大学卒業後、建築設計事務所に入社。住宅の設計を担当する。その後結婚し、二人の子どもの子育て期間は主婦業に専念。

1993年、住宅販売会社に入社。住宅の設計・積算・発注などすべての業務を担当する。女性であり、建築士である強みを活かして、住宅営業としても活躍。営業職に就くや否や瞬く間に契約高で社内トップの偉業を達成。さまざまな家族の住宅プランニングを経験し、次第に住まいと家族の関係や家族のコミュニケーション・心理学に興味を持つようになる。

2005年現NPO日本統合セラピー協会のセラピスト養成講座、パトリシア・カエタノ女史のインナーチャイルドセラピスト養成講座など数多くのセミナーでカウンセリングを学ぶ。2005年より現在まで、サンケイリビング新聞ネットワークのリビング福島にて、コラム「暮らしのエッセンス」を好評連載中。インターネットにてブログ“優しい家族関係を築く住まいとコミュニケーション”を公開中。
http://hanzawa.livedoor.biz/

2007年、日本産業心理コンサルティング協会認定講師になる。現在はフリーランスで「子育て講座」や「頭が良い子を育てる家」などのセミナーを開催し、住まいと家族のコミュニケーションコーディネーターとして活動中。


対談・志和池先生&半澤先生

対談・志和池 恵VS半澤 聖子

志和池氏

―― こんにちは。今日は、日本産業コンサルティング協会講師の志和池恵さんに「子育てにおけるコミュニケーション」についてお聞きしたいと思っています。よろしくお願いします。

志和池 よろしくお願いします。

―― それでは、早速ですが、志和池さんは幼児教育の先生もなさっていますが、教室のことや家族構成のことなどを教えていただけますか。

志和池 わかりました。私には3人の子供がいます。高校1年生の長女と中学2年生の長男、それと中学1年生の長女、そして主人と私の5人家族です。
福岡で幼児教室をしていますが、通われているお子さんは0歳から6歳までと小学校1年生から6年生までの子どもたちを教えています。

 自分の子どもが中学校と高校になって、ちょうど思春期に入りました。0歳から高校生まで幅広く子どもたちを見ることができています。楽しい時期から難しい思春期に入ったところまで見ることができて、今は楽しく過ごしています。

―― ありがとうございます。
私は志和池さんより年が上ですので、すでに成人している娘が二人おりますが、思春期というのはこれからだんだん難しくなってくると思います。
今日はお母さんとのコミュニケーションについてお話を進めていきたいのですが、いろんな問題がニュースでも飛び交っている中、志和池さんから見た今の子育て、エッと思われることやこれでいいのかという問題点をお持ちだと思いますが、どうお考えですか。

志和池 皆さん、お子さんを持たれたお母さんは必ず子育てをしますが、子育ては大変ですね。

―― 大変です。

志和池 一人いれば楽かというとそうではなくて、一人いても二人いても三人いても、子育てはそれぞれ違いますから、実際は子どもの人数に関わらず大変だと思います。
まずは、「大変」だということをお母さんが認めてください。
「認める」というのは以外に難しいものです。私たちは先入観や固定観念がありますから。
また、自然と我慢してしまいますよね。
「みんな大変なんだ!私一人ではない」ということを認めると、楽になると思います。

 初めてお子さんを持ったお母さんは、すごく戸惑いがあります。
私自身も、最初の子供のときは何もわからなくて、育児書を片手に子供を育てました。周りに両親もいない状態で、相談する相手が一人もいなかったので、子供と二人だけの時間を過ごしました。

生まれた赤ちゃんは、バイ菌や雑菌には、抵抗力がないですから子育ての第一歩は、
まず、きれいにということが私の頭にありました。子供に触るときはいつも手を洗ってきれいにする。すべてものをきれいにすることが精一杯で、主人が帰ってくると、まずは抱っこをしに子どものところに急いで行きますが、『抱っこをする前に汚い手を洗って、きれいにしてから子供のところに行って』と主人に言っていました。
そのころは子育てにすごく神経質になっていたと自分自身で思います。

―― 最初のお子さんはそうですね。私もそうで、最初は育児書を毎日見て、寝ていても本当に息をしているのかと思って、すべてわからないことだらけで、何をどうしていいのかわからず、どう子供が育っていくのかもわからずに、最初の子供は育ててしまったと思います。

志和池 そうですね。最初の子どもとの大事な時期に、私はうまく子供と接することができずに、かわいそうなことをしたと思いますが、ほかのお母さん方もそんな思いを持たれたのではないかと思います。

―― どうしても、最初の子供のときは親と子、お母さんと子供だけという時間が長くて、どうしていいのかわからないし、外には出られない。

志和池 特に退院直後はどうしようもできないですね。お母さんと子供だけということになりますので、退院して子供と二人の時間がとても長くなると、誰も来てくれない、相談する相手がいないお母さんは、どうするかといえば育児書に頼るしかないですよね。

私も、子供が生まれたときは二人きりでしたから、どう扱っていいのか、触るのも怖いという感じがありましたが、それはどのお母さん方も一緒ですね。

―― 最初は抱っこすることすら上手ではないので、スキンシップなんて何をどうしていいのかわからないまま、宇宙人の子を扱っているようで、取扱説明書を見ながら一つひとつの対応を頭から取り出しているような感じ。一人目はそうじゃなかったですか。

志和池 そうですね(笑)。

―― 今思うとよくやったと思いますが、皆さんも一人目のお子さんにはそのように対応されているのではないですか。

志和池 まさにおっしゃるとおり、取扱説明書があるなら子育てが楽でしたね。この時期に子供たちとスキンシップやコミュニケーションをとっていくことが、一生の中でも大事だと思います。
私自身、きれいにきれいにということが頭にありましたからあまり触ることもできずに、子供とコミュニケーションをとるのにかなり時間がかかりました。
半年たち、1年たってくると、子供と一緒に遊ぶようになって、子供と一緒に悩みや悲しみ、楽しさを味わえるようになってきました。

―― この時期は戸惑いとわからないことだらけですから、親も徐々に母親になっていくということですね。

志和池 二人目ができたときには、逆に安心感や余裕が出てきて、育児書は一切見ませんでした。子どもが、本当に素直にかわいいと思いました。長女と私と3人で日々コミュニケーションしながら、肌と肌をふれあいながら生活していくことがだんだんできるようになってきました。

―― 余裕みたいなものだと思いますが、最初のお子さんの場合は難しいことですね。

志和池 難しいですね。今の世の中は核家族化していますから、一人のお子さんにお母さんという家庭が増えてきました。ですから、わからないまま大事な時期を通り過ごしているお母さんたちが意外と多いのではないでしょうか。

―― お母さんの精神的ストレス、外に出られない、自分のことすら危ういという部分があって、子供に余裕を持って接することができないから、なおさらコミュニケーションが難しい。はたからは親子だからと言われますが、親子自体が未経験のまま、初めてというのは不安と何だかわからないという部分になってしまって、本当に大事な部分はそこでしょうね。

志和池 そうですね。今のお母さんのお母さん(つまり、おばあちゃん)からいろんなことを教わらずに育ってきたお母さんたちが多いような気がします。
なぜかというと、おばあちゃんたちの時代は共稼ぎという社会状態でしたから、両親とも働きに出ていて、親と接する時間が少ない。ゆえに教わる時間がなかった。
これも、原因の一つかも知れません。

この方々がお母さんになったときに、子どもと二人だけの時間をどう過ごすのかです。これはまるっきり二人だけなので、相談する相手もいなければ、おばあちゃんに相談しようと思っても、今のおばあちゃんたちは若いですから働きに出て家にいない方もいらっしゃるようです。いざ相談しようと思っても、おばあちゃんはいない。
では誰に相談するのか。誰にも相談できないまま、お友達もつくらずに家の中で二人だけで過ごしている家庭は教室にもかなりいらっしゃいます。

―― でも、それは子どもにも影響を与えることですね。

志和池 子どもたちは、周りにママしかいませんから、お母さんが一番頼りで、一番信頼できる大人です。
親と子といえども、遺伝子は受け継がれていきますが、性格や気質は受け継がれていくものではないのです。「パパとママのどっちに似ているの(性格が・・)」とよく話題にでますよね。その子の本質が表に出てきているので、どっちに似ているのかわからないという時期があります。

―― パパ似、ママ似、どっちも似てないという話をよく聞きます。

志和池 どっちに似ているといっても、最初のうちは顔もどんどん変化してきます。でもそのうち、似てきます。でも、性格になるとまったく受け継がれないのが通常です。
「いえ、似ていますよ」という方は、ご両親と同じ性格を持った子どもだったり、その性格に近かったりする場合だと思います。それ以外の方は、親とまったく違う性格ということになります。これって戸惑いますよね。

―― 私はおとなしくていい子だったという話を聞いているので、なぜ言っても言っても子どもが聞かないのか、想定外のことをするのか、わが子ながらわからないということもありました。

志和池 子どもの性格がわからないと、お母さんも苦しいですし、子どもも親に対して、どう対応していいのかわからないので、「なぜお母さんはわかってくれないの」と口に出したり、その矛盾さから、思いもよらない行動をする時があります。
子どもたちは生まれてからお母さんとずっと一緒です。365日24時間お母さんと一緒ですから、お母さんの言葉や行動、しぐさ、いろんな習慣を毎日1秒1分たりとも見ているわけですから、「お母さんはやさしい人だ、じゃあお母さんを見ればいい、お母さんをマネっこすればいい、」と思ってお母さんのやり方を学んでいきます。

―― 子どもは親を観察していて、親のほうはわからなくても、子どものほうが親を見て、こうすればいいのか、すべて親を見ているということですか。

志和池 そうです。子どもは、すごい能力を持っています。世の中に出てきてからの情報は、最初のうちは唯一お母さんからもらいます。お母さんが見本なので、子どもはお母さんを見て育ちます。
遺伝的にいうと、ほぼ80%お母さんのものを受け継ぐといわれていますが、性格的なものからいうと若干違う感じがします。子どもたちは、毎日お母さんを見ながら、「お母さんはこういう口調でしゃべる、こんなふうに話しかけてくれる」ということを見て学んでいくということです。

―― 外に出て行く前、1歳ぐらいのときは、子どもにとってはお母さんが世界なので、お母さんがどう接するかということはとても重要なことになってきますね。
今のお話を聞くと、すべて見ていたというのは、自信がない親だったから、今思うと恐ろしくなります

志和池 昔はよく、子どもは親の背中を見て育つと言われていましたが、今のお母さんは背中を見せませんね。背中を見せるということは、考えたり行動する姿を見せるということで、子どもが自然と生きる姿を学んでいくということです。いまでは、子どもを部屋において、自分のやりたいことをやるお母さんが多いのではないでしょうか。

日頃、お母さんといろいろお話しますが、子どもと何をして遊べばいいのか、何をしゃべればいいのか、わからないお母さんがいらっしゃいます。
「これは楽しいね」というように、生活の中でふと目にしたこと、聞いたこと、思ったことを素直に言ってあげればいいのです。でも、どうコミュニケーションをとればいいのかわからないと言われるお母さん方も何人かお目にかかっています。

―― 絶句という状態で、私は50代になりましたが、このごろのおばさん方からするとよくわからない。どういう状況ですか。

志和池 今のお母さんたちは、自分の親と遊んでないと思います。
私自身も、両親が共働きでしたから、親と遊んだという記憶はほとんどありません。ただ、きょうだいがいましたので、きょうだいで遊んだり、周りにおばがいたのでおばと一緒に遊んだり、そういうことしか覚えていません。
今のお母さんたちが子どもとうまく遊べないのは、自分も親に遊んでもらっていないからかもしれませんね。

―― この時期に親子で遊ぶというか、接する、昔は親子のコミュニケーションは当たり前のことだったと思いますが、言葉かけはとても大事なことですね。

志和池 言葉かけは一生の中で、この時期がとても大事なものだと思います。
子育てというと、人生の中でみたらそんなに長いものではないですね。長い目でみたら小学校、中学校、高校、二十歳になるまでずっと見ていきますが、お母さんが付きっきりで子供と接するのは6年間ぐらいではないでしょうか。

生まれて1年か1年半の時期は、ものすごく大事な時期で、大人の10年分ぐらい脳が発達します。これを逃すと、情報が子どもの中にインプットされない、脳の中に定着しないままになってしまいます。なぜこの時かといえば、無理なく何も考えずにすっーと子どもは素直に物事を捉えていくからです。

お母さんが子どもと接しなければ、お母さんのやり方がわからないし、お母さんはどういう人なのかもわかりません。ましてや、お母さんの性格、ぬくもりを味わうということが難しいです。働いて、ただ子どもと接するだけなら、そのお母さんからすると、生活の一貫でしかなく、扱いにくい子や、子供がわからない、この子はどんな性格なのと思っているお母さんの子育てはお手上げ状態になるのではないでしょうか。
例えば、自分の子どもがわからなければ、自分を押さえ込んでしまう、怒ってしまうという行動に出るお母さんは多いです。

―― 昔から、子どもは自然に育つと言ったり言われたりしましたが、これは地域の方、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんがいたり、人間関係が見えていたり、いろんな人からの言葉かけがあるからこそであって、核家族の中で、お父さんは仕事で、お母さんと子どもはほったらかしにしていては、子どもの人格という部分では大変なことになってしまいますね。
誰かがではなく、そのことをお母さんが理解して、努力して子供に接してあげないと、わからないでは済まされないような気がします。

志和池 そうですね。今のお母さんは、この一番大事な時期を意外とほったらかしで、忙しいから保育園に預けようか、おばあちゃんに預けようかという行動に出ます。お仕事をされていたら仕方がないことかもしれませんが、この時期はお母さんが一緒にいて、手をかけて言葉をかけて、あげることが一番大事だと思います。

―― 今、ゆとりがないので、お母さんが忙しいときはお父さんがというように、うまくバトンタッチしながらだといいですが、周りを見回すと、お父さんは休みも返上して働いている形で、夫婦そろって子育てをされていないとすると、お母さんに負担がかかり、お母さんは仕事と子育てで頭がパニックになる。そういう現状になっているのでしょうね。

志和池 ただ、最近、子育てをずっと見てきていますが、小学生ぐらいになると逆にお父さんが参加される家庭が若干多くなってきています。学校の参観日というと昔はお母さんばかりでしたが、最近はお父さんが目立ちます。(特にイベント事に父親が目立ちます)

―― 少し違ってきましたね。

志和池 ですが、小学校以下(6歳)ではお母さんと二人だけという時間がすごく多いと思います。

―― 6歳まではお母さんの影響力が大きいということですね。

志和池 大きいです。ですから、お母さん自身もだんだんストレスがたまってきます。

―― どう接していくかがとても重要なポイントですね。

志和池 そうですね。もう一つは、子どものことがよくわかっていれば、次は何をしようかというアイデアも出てきますが、まったくわからない子どもとでは、何をしようかと迷いますよね。

―― 自分とはまったく違う星から来たのかしらと思うような行動をすると言われることもあるので、だんだん動き回ってくると子供のことがわからなくなってきます。

志和池 子供が何も言わずに、お母さんを見てウンウンと聞いて、出されるものを食べて、やりなさいと言われたことをやるのは1歳ぐらいまでだと思います。
早い子だと10カ月ぐらいから言葉を発します。頭を振って嫌だという意思を示して、1歳半を過ぎると、「これは嫌だ、やりたくない」と言葉でお母さんに言ってきます。

そうするとお母さんは、「なぜやらないの、私の言うことが聞けないの」と問いかけます。どうすることもできなくなって、それができなければ、怒ったり、たたいたりのお母さんが実は多いです。

―― 思うようになるのがわが子と思っているのが、思うようにいかない部分で、どうしても押さえつけてしまうことになるかと思います。

志和池 お母さんは無意識なのかもしれませんが、気がついたら怒っているという方もいました。自分が気にくわないこと、自分のストレスを子どもたちにぶつけてしまう。でも、お母さんはそれに気がついていない。

 こんな実例がありました。そのお母さんは働いているお母さんで、お子さんが6歳で下に1歳のお子さんがいました。仕事場で不愉快な思いをされていて、そのまま上のお子さんを迎えに行ってレッスンに来られました。
子どもたちは楽しいことが好きなので、レッスンの中でふざけていると、お母さんが突然怒り始めて、だんだん怒りがエスカレートしてきました。

これはおかしいと思って、レッスンのときはなだめていましたが効果なく、レッスンが終わってからお母さんに聞くと、会社で嫌なことがあったこと、自分の気持ちを話し始めました。
どうも会社でいざこざがあり、お母さんもご自分を反省されて、教室の中で涙模様になりました。でも、その被害を受けたのは子どもです。
子どもは、怒られて殴られて、なぜちゃんとできないのと言われながら、最後までレッスンしましたが、「お母さん、怒るのは違うんじゃないの」と私は思って、最後にお母さんとお話をして納得されて帰られました。実際、こういうことが起こっています。

―― それは、志和池さんの教室に行っていなければ家庭の中で行われていて、ただただ、子供は何だかわからずに怒鳴られて、それに気づいてくれる人もいない。教室で初めてお母さんは気づかされてもらった。

志和池 結局、自身のイライラの原因がどこにあるのか、そのお母さんはわからなかったのです。そこで話して初めて、本当の原因は子供が悪いのではない、子供がふざけているのではなくて、会社であった自分のストレスで子供にあたってしまった。これが原因だ。それがわかった瞬間、お母さんは自分が悪かったと涙されました。

―― 無意識ということですね。
志和池 瞬間は無意識です。怒っているうちに、なぜ自分は怒っているのか、わからない。でもそれが止められない状態になって、どんどんエスカレートして子どもは怒られっぱなしということになります。
それをどこかで気づかないと、日常茶飯事、こういったことが起こることになります。

―― 親としては精神的なもの、心の部分をうまく自分でコントロールしていい状態にしていないと、いい子育てができないということになってきますね。

志和池 そうです。私たちは日常生活の中でいいことばかりではないですね。例えば、元気な日もありますが具合の悪い日もあります。いいことばかり続く日もあれば、ドジってばかりの日もある。
やはり波がありますから、この波を軌道修正していかないと、自分自身を保つことができないし、子育ては難しいと思います。
それプラス、子どもを理解できないと、もっと大変なことになります。子育て不安、子育てのパニックに陥ってしまいます。いわゆる、ブルーになってしまうお母さんたちは意外と多いのが現状です。

―― まず子どもの個性を尊重してあげる。見極める部分とご自身の精神状態、いい状態で子どもに接するように努力する。これは難しい部分だと思いますが、どう子どもと接していけばいいですか。

志和池 お母さん自身は、自分をコントロールすることは日常生活の中で多少なりともできると思います。でも、子どもたちは、まだまだ小さいですから自分をコントロールすることはできません。
ということは、お母さんがどんな子どもなのかを理解し、認めることが大切です。子どもはどんな性格を持っていてどう考えるのかがわかるともっと接しやすくなります。これから、子どもたちがどんな気質を持っているのか、お話していきましょう。

―― お願いします。

志和池 大きく分けると、「感じる子どもたち」「動く子どもたち」「考える子どもたち」、この三つのグループに分けることができます。

―― お子さんには三つの気質があるということですね。感じる子ども、動く子ども、考える子ども。

志和池 大まかに分けるとこの三つに分かれます。これから具体的に一つずつご説明して生きたいと思います。

 まず「感じる子どもたち」は「感じる」という言葉のごとく、感情や感性、情緒を大切にしている子どもです。
感情は、物事の好き嫌い、快・不快、喜怒哀楽という気持ちです。感性は、物事を深く感じること、悲しみや楽しみ、苦しみもその中に入ります。情緒は、物事に触れて起こる微妙な気持ちです。例えば風情やわびさび、おもむき、景色といったことに対して思い入れを持っています。
この子どもたちは、こんな感覚を最優先して、どう感じるか、その場の雰囲気、気分、気持ちがとても大事になって、その気持ちにしたがって行動していく子供たちです。

 感じる子どもたちは、楽しいことが大好きなので、いつも歌を歌ったり、楽しいことがあるとすぐに人の輪の中に入っていったり、居心地がいいところは大好きです。
そういうところには進んでいきますが、快・不快、好き嫌いを、表には出しません。でも、自分の心の中に持っていますから、積極的はなく、恥ずかしがり屋さんが多いです。初対面で会う子ども同士や大人の人たちには、まず近づかない。そういう特徴を持っています。

―― デリケートなお子さんという感じがしますね。

志和池 そうですね。見た感じは細い感じがしますが、自分から進んでいくということはあまりありません。

 動く子どもは、意思や本能、行動を大切にする子どもたちです。意思は、目的や計画を実行しようとする気持ち、志や意向、心意気がこれに入ります。
本能は、自分が本来持っている動物的な勘や直感、生きるための行動様式、感覚や欲求、衝動といったものです。
行動においては、客観的に観察できるところを持っていますから、それに対する行為や反応、立ち居振る舞い、行いといったものです。

 動く子どもたちは、自分に目的があって、それから動くということを最優先しますので、何をやりたいのか、どうしたいのか、ということが第一です。その目標があって行動を起こすことになります。

 動く子どもたちは、自分の意思がありますからとてもがんばり屋です。コツコツ努力をして物事を達成することが最終目的です。そのために必要なものがあれば、サッと動いて手に入れます。例えば、野球をするのであれば、バットが欲しい、グローブが欲しい、本が欲しい。そういったことに関しては動きがとても速いです。

―― 映像的には、動いて自分は何がいいのか探るタイプに見えてきますね。

志和池 動く子どもたちは、情報を集めるために集中します。教室で動く子供たちにオモチャを見せると、今までやっていたことをやめて、その場で集中してそれに取り組んでくれます。中断されるのを嫌います。

―― 動く子どもたちは、ピョンピョン飛び跳ねている感じがしますが、そうではなくて、何かをやるときは集中してやるという子どもたちですね。

志和池 そういう子どもたちです。

 考える子どもたちは、思考や知恵、知性を大切にしている子供たちです。
思考というのは判断や分析力、あれこれ考えることです。知恵は、学んだことを工夫して新しいものに変えることができる、機転や英知です。子どもたちは新しいことを考えるのがとても好きです。知性は、物事を知って、考え判断すること、分別といったものです。

 考える子どもたちは思考、考えることを優先しますから、自分が納得いかないことに関してはなかなか取り組みません。これはどのようにするという説明を受けて物事を始めます。
動く子どもと違うのは、考えて納得してから行動する。それが考える子どもたちです。

 考える子どもたちは、物事を順番にこなしていきますし、ましてマイペースです。教室の子どもたちも渡されたものを順番にやっていきます。
人から遅れているから次のものを渡そうと思っても、「その前のものが終わっていないよ。先生、その前のものを出してよ」と催促されますので、「じゃあ順番にやっていこうね」と言って、その子には時間の余裕を見てオモチャなどを渡していくようにしています。

―― 一歩一歩積み重ねていくのであって、ポンと飛び越えることがない。大人びた感じが見受けられますね。

志和池 考える子供たちは自分の計画はコツコツです。私たちがこれをやりたいと言っても、自分の中の計画が崩されると、「嫌だ、触らないで」「次のことは言わないで」とよく言ってくるのがこの子どもたちです。
わからないことや納得がいかないことは、「どういう意味なの、どういうことなの、」とことん聞いてきます。

―― どうしてこうなるの。

志和池 それは考える子どもたちが多いような気がします。

 このように大まかに三つに分かれますが、子どもたちが小さければ小さいほど、この三つが同時に出てきます。

―― 同時にですか。

志和池 同時というか、区別がなく出てきます。考える子どもでも、その場で感覚的に思ったら動きますし、これは嫌いなものと思ったら、そのオモチャを「先生、これは返す」と言って手で押しやってきます。

 動く子どもたちも、感じる子どもたちが後ろで歌っていると、その輪の中にポンと入ったりします。目的がなくても、楽しさでその輪の中に入っていこうとする子どもたちもいます。 小さいうちは、この三つのタイプどうということではなくて、自分の感情でいろんな行動に出てくるといったほうがいいようです。

―― 同時に出てきますが、徐々にそのタイプ、考える子どもたちは考える子どもたちらしい思考、その表れが大きくなってくるということですか。

志和池 どちらかというと、例えば感じる子どもであれば、動く、考えるよりも、感じるほうが優先的に出てくるようになります。

三つの気質・性格をそれぞれ持っていますが、その3つのうちのどれか一つの気質が他の二つに比べて、多く出ているかによって徐々に自分の本質がわかってきます。それがだいたい1歳過ぎぐらいからです。

―― 1歳過ぎぐらいから兆候は出てくる。

志和池 兆候が出てきます。個人差は大きいです。この時期は微妙で、三つそれぞれ出てきますが、徐々に、動くほうが多くなる、考えるほうが多くなる、というのが1歳過ぎぐらいからです。

―― そうすると、3歳児というとかなり分かれてきていますね。

志和池 3歳児になるとはっきりしてきます。ものの見事に、感じる子どもは感性が強くなり、動く子どもは自分の意思を持ってこれをやりたいという形で出てきますし、考える子どもは考えて分析してマイペースでやっていく。これははっきりしています。
ただ、性格、気質は環境適応力に対しては、とても敏感です。
後天的に身についた性格、親のしつけなどもあります。その部分は他の性格と重複する
可能性があります。

―― 親も意識してわかるようになれば、子どもとのコミュニケーションは楽になりますね。

志和池 それがわかると、この子は次に何をしたいのか、どう感じているのか、どう考えているのかわかってきますので、お母さんはより子どもと接しやすいと思います。

 1歳までの子どもたちはそれを表に出してきませんので、そこがお母さんの苦労するところです。子どもたちは自分の考えと同じ、と思われているお母さんが多いのではないかと思います。

―― 自分を主にして子供のことを考えて、子供もそうだろうと。

志和池 他人が違う考えを持っていることを私たちは意外と知らないですね。まして自分が産んだ子どもが全然違う考えを持っているなんて、お母さんの中では考えついていないと思います。
私自身も、子どもがまったく違う考えを持っているなんて思ってもいませんでしたし、お母さんの言うことは聞いてくれると思っていました。

―― 順番どおりにやるのはとても心地いいと自分が思えば、子どももそうだろうと思うし、まずやってみようというように、動くのが好きなお母さんは、わが子だから子どももそうだと思うのは当然のような気がしますね。

志和池 全然違う考えを持っているということに気づくだけでもお母さんは楽になると思いますが、小さいうちは表に出てきていませんので、自分の子どもが何を考え、発言しているかわからないことが多いのではないでしょうか?
まして、1歳を過ぎて気がつくと、今度は自分の意志が芽生えてきます。お母さんの言うことに必ず反発してくる。これは嫌だ、これはしたくない。そういう自分の考えを出そうとします。

これが2歳ぐらいになると子どもの中ではっきりしてきています。ただ、お母さんが認められていないという部分があります。「うちの子供にカギって、そんなことはない」この考えは危険なことです。

3歳になると大きな心の変化、反抗期がやってきます。このときがくるとお母さんたちは大変です。子供がわからないお母さんたちはお手上げ状態になります。
「なぜこうなってくるのですか」という感じで教室に来られて、「先生、この状態をどうにかしてください」「どうすればいいの?」という質問責めです。

―― 志和池さんを頼って、なぜこうなるのかという説明を求めてくるお母さんたちが多いですか。

志和池 多いです。特に2歳半から3歳半、この1年は子供たちが揺れ動く時期です。同時に自分の子どもの性格をはっきりわかっていないお母さんはものすごく悩みます。

―― このあたりは、もともと持っている子どもたちの個性がどんどん明確になっていく時期ですね。

志和池 はい。自我がどんどん出てきますから、この子育てで苦労しているお母さんは、大変です。逆にいえば、うまく乗り越える子もいます。小さいながらでも、自分はどういう人間かということを、多少なりともお母さんを見て、分析しているのではないかと思います。例えば、考える子どもたちは、「僕はもうわかっているから、お母さん何もいわないで・・!」とお母さんの意見をさえぎる子もいます。

―― そうですか。

志和池 お母さんをちゃんと観察してお母さん自身を分析します。その辺は、考える子供たちは優れた分析力ですね。

3歳ぐらいの子供たちは、自分をわかって自分を出していくことが多くになってきますから、子どもの気質や性格を出しているのか、反抗期なのかは、察知することが出来ると思います。
教室に通っている子どもの例なのですが、母親は動くお母さんで、子どもは分析力が抜群です。その子が2歳半のときに教室であったことですが、感じる子供で、なかなか自分の分析はできませんが、お母さんをよく見ていて、お母さんの分析をします。

あるとき、お母さんが「家事は苦手なの」という話をされていたら、感じる子どもUくんは、2歳半でしたが、「お母さんって、お片づけが苦手だからできないよね。お料理だって、僕がやってあげないとできないでしょう。掃除も手伝うんだよ!僕!しかたないな。」
これが感じる子どもかな?と思ったくらいです。言い終わった時、お母さんが苦笑して「なぜここまで私がわかるの」と言ったぐらい、分析力のある感じる子どももちゃんといます。

―― その場その場の対応というのは、その子の個性、感じる子なのか、動く子なのか、考える子なのかを見極めて、その子が理解しやすく対応するということですか。

志和池 はい。それができれば一番です。生活の中で同じパターンを繰り返したり、何度も考え方が似かよったりするなど、繰り返される行動・言動に注目してみると見極めやすいと思います。

 また、お母さんは子供と二人で、どうコミュニケーションをとればいいのか迷っているお母さんが多いです。
コミュニケーションの一番の方法は、お母さんが言葉をかけること、2番目はスキンシップです。これがお母さんと子供の主なコミュニケーションになると思います。

 生まれてすぐは、このコミュニケーションをお母さんはよくされていますが、動くようになってくると子供たちは一人遊び、特に一人目のお子さんは一人遊びがとても上手ですから、一人ぼっちで遊んでいる時間が長いです。お母さんも自分のやらなければいけないことを淡々とこなしていきます。(ネバならないが多すぎませんか?)
だんだんコミュニケーションが少なくなっていきます。まったくしないというわけではないですが、言葉をかけることが少なくなり、スキンシップが少なくなる。

心当たりはありませんか?
お母さんと子どもの、心が離れてしまう場合があります。見ているようで見てないお母さんたちがいるということです。

―― どちらかというと、お母さんのほうが子供を見ていない、わかってないということですか。
志和池 自分を出してくる子どもに対して理解できないお母さんは、子供がわからないため、ほったらかしにします。同じ部屋の中にいて、「あなたはこれで遊んでいていいよ。お母さんは、お母さんの仕事するね!」という理由をつけてほおっておきます。

確かに、ほおっておく(意志を尊重して自由に任せる)その行為は大事なことです。自我が目覚めるという意味で、一人で遊ぶことは大事ですが、コミュニケーションからいえば、これは放任というか、ほったらかし状態です。子どもを自主的に育てることと放任することがゴッチャになっていませんか?

そうすると、子どもたちはほったらかし状態の上、コミュニケーションが出来ていないので、お母さんに相談したいときに、「お母さん、どう思う?」と言うと、お母さんは「今忙しいから後にしてくれない」という言葉や「今忙しいから一人で遊んでいてよ」という言葉になって返ってくる。もう心と心が離ればなれですよね。
お母さんに相談しても答えてくれないから、一人で「どうしようかなあ」という子供たちが増えている。自分で解決できないまま時間だけが過ぎていくんです。

―― 同じ空間にいながら、見守ってあげるということが難しい部分でしょうね。お母さんも、自分がしたいことをするときにどうすればいいのか。それもストレスの部分で、個々にする、お互いにする、見守るという部分のバランスだと思いますが。

志和池 そうですね。最初のうちは難しいと思いますが、例えば、「あなたは30分間、ブロックで遊ぶことが出来るかな?お母さんも30分仕事するね」「時計の長い針が6のところにきたら、お母さんにおしえてね!」と言います。

子どもにとって、どういう意味があるかと言うと
1.お母さんは仕事をしなくちゃいけない(お母さんとはなれる)
1.ひとりの時間を過ごす(自由に遊べる)
1.30分なら我慢できる(時間の我慢)
1.時計を見なければならない(気をつけること)
1.30分経ったらお母さんにおしえる(お母さんを助けること)
この約束事の中に、子どもにとってはこれだけたくさんのことを考え、こなさなければ
ならないのです。でも、この約束をすることで、我慢、自立を学びます。

―― お子さんに、「これだけはママの大事な分だから」ということをきちっと説明してあげることが大事なのかもしれませんね。

志和池 まずは子どもと話をすること、子供の意見を聞くことも大事です。お母さんの意見を言ってあげることも大事ではないでしょうか。
親子の会話の中で、その部分が欠けています。好きに遊んでいればいいじゃない、子ども一人で何とかやってくれないかな、という思いだけが先走って、了解を得てお互いに納得した上で時間を過ごすことの規則を、お母さんのルールを作ってください。
このルールが親子の絆をより深め、子どもの自立へ変えていきます。

―― 親子だから言わなくてもとか、静かにしていればそれでいいと思ってしまうことは危ないですね。どんどん、親子関係がすさんできます。

志和池 他人同士であれば気配りをします。子どもには、思いを受け止めてあげることが
大切です。0歳から1歳ぐらいまでは、好き嫌いをあまり出しませんからお母さんが一方的にやりこなしていると思います。その後は家庭の中でお母さんのルールを作ることが、この頃、もっとも大切なポイントです。

―― お母さんのルールを作ることがポイント。

志和池 日々の生活の中で、お母さんがやってほしくないこと、ここまではやってもいいけど、ここからはやってはいけないというお母さん自身の判断があれば、子どもたちはとても楽です。
お母さんは、やってはいけないと言っている。「どうして」「なぜ」と聞いたときに、「こういう理由でお母さんは嫌なの」「こういう理由でやってほしくないの」と言ってあげると、どの子供たちは「そうなのか、こういうことだからやってはいけないのか」と理解できます。

お母さん方は、言っても何もわからない、この子は理解してないと思っている方が多いですが、子どもたちは、言えば言うほど、お母さんが何か訴えているということは必ずわかります。お母さんが何をやりたいのか、どうしたいのかを言ってあげることがいいのではないでしょうか。

―― きちんと伝えることが大事ですね。言ってもわからないと思って言わなかったり、ただ怒るのではなくて、これは決めたルールだから守ってねというように、説明をきちんとしてあげれば子どもはわかるということですね。

志和池 わかります。1回言ってもわからなければ2回3回、1週間なり2週間なりの期間をかけて、言ってあげると気持ちが伝わります。
―― 言っても聞かないからやってもいいわということになると、なぜやってもいいのかということですね。ルールがぶれずに、ダメなものはダメときちんと教えてあげないと、ダメじゃないのかとわかった瞬間にまたやる。そういう部分ですね。

志和池 はい。この時期に、お母さんにやっていただくポイントがいくつかありますので、それをお話いたします。

 子どもにとって、お母さんはいつもそばにいますが、本当にお母さんは自分のことを見ているのかなあ、好きなのかなあ、とても気になります。
まずは、お母さんが子どもに
@「大好きよ」という言葉がけをすること。
A「いつも見ているよ」「いつも一緒だからね」という安心感を持たせること。
B家庭のルール、お母さんのルールを作るということ。
C多少の逃げ道をつくってあげること
この4つのポイントです。
子どもたちは、自分の心の逃げ道を知りません。どこかに逃げ道を作ってあげることも大事なことだと思います。

―― 逃げ道というのはどういうことでしょう。1回はいいけど、もうしないようにしましょうということが許すということですか。

志和池 いけないことなら「あなたのやったことはもうしないで、悪いことよ」「人に迷惑をかけてはだめよ」と言って、やった行為に対して怒り、正していきます。
初めてのことならば、いけないこと!を納得させ、反省させる。そして次はやってはいけないことを教えていきます。またやり方が違うのであれば、「今やっている方法より、お母さんのほうがもっと簡単で楽よ。一緒にやってみない?」と別の方法をおしえてあげること、
また、ぎりぎりまで追い詰めずに、心に余力を残すことで立ち直りがスムーズにいきます。

子どもたちは頭がいいですから、楽なほうに逃げてしまうところがあります。ある程度の時期までは逃げることに関して許されますが、5〜6歳になるとどうしても避けられないことが出てきます。
どうしても幼稚園でお遊戯をしなければならない。そのために振りを覚えなければならない。一人だけ覚えずにいることはできませんから、逃げずにクリアしていこうという努力が必要になってきます。

そうすると、子どもたちの心にストレスがたまってきます。どこかに逃げたくなる。
お母さんに泣きついてくる。

そのときに、「苦しかったらこういう方法もある」
「ここで休憩してみようか」、「おばあちゃんに相談してみようか」
「お父さんに相談してみようか」そういう逃げ道を作ってあげる。
いろんな人の意見が出てきますよね。その中で、お父さんの意見が楽そうだと思えばお父さんの意見を取り入れるのもいいでしょう。おばあちゃんの意見がよければ、おばあちゃんのやり方でやってみてもいいでしょう。いろんな考え方や方法があることを教える手段としての「逃げ道」を使っていきます。

 もう一つは、親の姿を見せることも大事だということです。
お母さんは、子どもの前で本当の自分の姿を見せません。悲しいときや苦しいときは我慢して、子どもにはいい笑顔を見せてあげよう、苦しいところは見せないようにしよう、というのがお母さんだと思います。
でも、お母さんも人間ですから、悲しいときもあれば苦しいときもあって、楽しいときもあるわけです。そのときは一緒に喜び、一緒に楽しんだり悲しんだりしてもいいと思います。どうしても心に秘める子どもたちがいますから、それを我慢せずに、「お母さんも言うからあなたも言ってね」と一言いって見て下さい。
「お母さん、今日はこんなことがあったよ」と素直に子供たちの口から言えるようになってきます。

―― たまには弱音を吐いてみるのもいいということでしょうか。親として、威厳ばかりではなくて弱い部分、お母さんだってあるという部分も見せる。

志和池 そうすることによって相手(おかあさんの)の顔色や、お母さんの心が見えるようになってきます。今日は体の調子がよくないかもしれない、今日は悲しそうだということを、顔色で見分けることが出来ます。

1才4ヶ月のRちゃんは、とても気のつく女の子です。ある日、お母さんがTVを見ていて、涙をボロボロ流して泣いていました。Rちゃんは、すーっといなくなり、ティッシュを
もって帰ってきました。そしてお母さんの涙ふきながら、うなずくように「ぶー、ぶー」と言ったそうです。お母さんの話では「だいじょうぶー」の「ぶー」だそうです。
そんなRちゃんの行動に対して、お母さんはとてもうれしかったと話してくれました。
相手を気遣う心がRちゃんにはちゃんと芽生えていると言うことです。

―― 肩肘張らず、育児書どおりではなくて、ご自分たちのルールがあって、今おっしゃったように、本音を出してみるのも子育てというのは、なるほどと感じました。

志和池 大人というのは、子どもから見ると完璧で、強くて何でもできるという感じに映りますが、大人も完璧ではないですよね。
お母さんはこういう性格だということを子どもの前で多少見せても、子どもはお母さんが大好きですから、「お母さんはこんな性格だから嫌いよ」と根本的にお母さんを嫌うことはないと思います。
多少、性格が違う面で、お母さんのこの部分は嫌いということはよく言いますが、お母さん大嫌いという子どもたちはいませんから、安心してお母さんも自分を出してみてください。自分を出すことによって、子どもたちもお母さんに自分を見せる。相手を理解する上での一つの道を作ってあげるのもいいことだと思います。

私自身は子どもが3人いますが、一番下が2歳か3歳になったときに、3人の子どもを目の前にして「お母さんは、3人いるとどの子がどういう思いでいるのかわからないから、うれしいときや悲しいとき、苦しいときは、いつでもいいからお母さんに言ってきてね」とずっと言っていました。毎日言うのではなく、気がつきたときやふと頭に浮かんだとき
に言葉に出していました。はじめの数ヶ月は、なかなか子どもも恥ずかしいのか寄ってこないので、私は見本を見せることにしました。寂しくなると子どもの所に行って「寂しい」といい、TVで悲しいのを見たときは、きらりと涙を見せる!
実際にやって見せると、子どもも納得したのかそのうち寄ってきはじめました。

子どもたちはなかなか言えませんが、本当に苦しくなるとやってきて、「お母さん、抱っこ」と言っていました。抱っこしてあげると落ち着いて、「実は幼稚園でこんなことがあった」「こう言われた」「きょうだいゲンカをした」とポツポツしゃべります。
そこで、この子はどんなに苦しかったのか、どんなに悲しかったのか、そういう気持ちを認めてあげると子どもたちは気持ちが落ち着いてきます。お母さんがきちんと受け止めてくれたということを理解しますので、子どもたちにしてもストレスがなくなっていくようです。

―― お母さんが受け止めてあげる時間を持ってあげる。ルールを説明して子どもと接してあげることはとても大事で、ほったらかしていて子どもは育たないということですね。

志和池 はい。お母さんが子どもをほったらかす、そのままにしておくのではなくて、一歩進んで子どもに近寄っていくのもいいと思います。
わからないならわからないなりに、子どもに話しかけてあげると、言葉は出なくても、態度で示してくれます。お母さんが「嫌なの?」と聞いたときに首を振るとか、手をあげるなどの行為によって気づいてあげる。
(ちょっとしたボディサイン)を見逃さない。かすかなSOSですが、それをお母さんがキャッチしてあげることができれば、どういう悩みがあるのか、何が悲しいのか、苦しいのか、原因を探る手助けになります。

―― SOSをキャッチできるアンテナを常に張りめぐらせて、距離を置いたり近づいたり、度合いを測ってあげるのがお母さんの役目でしょうね。

志和池 働いているお母さんは、常に一緒にいるわけではないので難しいと思いますが、子どもの言動を見ていると必ずわかると思います。

 私も教室で子どもたちに逢うのは、1週間に1回ですが、来る子供たちが教室に入った瞬間に異変をキャッチします。今日は何か変だなという、ただならぬ空気が漂います。妙にはしゃいでいる子供がいたり、ムスッとしている子供がいたり、その日によって違っています。

この子は今日、何かあったぞと心に留めておくと、例えばレッスン中にストレスがたまってオモチャを投げる。普通は、先生に返すときはちゃんと手で返してくれますが、そのときは投げて返す。レッスン中に「嫌だ」を連発したり、ちょっとした言葉で泣いたり、子供たちは感情をうまく出せない代わりに行動や態度で示してくれますから、それをお母さんが見逃さないようにしておくのがいいと思います。

―― きっと見逃してしまっているのですね。子供はストレスを出しているのに、お母さんが見逃してしまっているからわからなくなってしまう。

志和池 意外に見逃していることは多いです。ほんのちょっとしたことですから、それを見逃すと、後々ストレスがどんどんたまっていって爆発することになります。

 もう一つ、こんなこともありました。幼稚園で発表会の練習のときの事。幼稚園の先生がみんなの前で指導してくれます。
全園児の前で、あるNくんが発表することになりました。どうしてもそれがうまくいかずに、先生がはっぱかける意味で「どうしてできないの。できるのに、もっとちゃんとやろうよ」と言いました。

Nくんは先生の言葉が胸に刺さってしまって、その場はそれで終わりましたが、レッスンに来たときにおかしかったのです。
今まで素直に何でもこなしていく子でしたが、「これをするのは嫌だ」と言ったり、オモチャを投げて返したり、言葉が乱暴になっていたので、レッスンが終わった後にお母さんに「何がありましたか」と聞くと、「べつにないです」とおっしゃって帰っていかれました。

その後、お母さんも気になったのか、幼稚園に電話をされて、「今日は何かありましたか」と先生に聞かれたようです。そうすると先生が、「一言、ちゃんとやろうと言ったことが気になっていたのじゃないかなあ」とおっしゃって、その場で先生はNくんに謝ったそうですが、どうしても子どもは納得いかなかった。

お母さんが電話を切られた後、「今日はこういうことがあったの? 大変だったね。でも大丈夫よ」とNくんとよく話して、もう一度幼稚園に電話して、先生と話したそうです。「ごめんね、言葉が悪かったね」ということで、先生と和解して初めてNくんのストレスが取れたのです。
お母さんから「気持ちが楽になりました。Nくんも楽になったようです」というお電話をいただきました。観察することによって、子どもは何かあるとすぐ態度に出てくるということが、わかるようになります。ずっーと24時間見てなさいと言うわけではなく、いつもとの違いをキャッチすることです。

小さいことを見逃すと、それがだんだん大きくなって、どんどんストレスになっていきます。今度はお母さんにあたったり、きょうだいにあたったりしますので、それをうまくとらえる。そのコツは、お母さんがちょっとした言動の違いを見ることだと思います。

―― 一つひとつ出しているサインを見逃していると、どんどん大きなサインを出してきて、どうしてなのということになってしまうので、ちょっとしたサインを見逃さずに受け止めてあげることがとても大事なことですね。

志和池 そうですね。これはいくつになっても同じだと思いますが、特に小さいうちは出していても気づかないお母さんが多いです。
キャッチできるようになってくると、小学校になっても、中学になっても、高校になっても、何か違う、「ただいま」の言い方が違う、「ドアの閉め方」が違うというように、ちょっとしたことでもわかるようになってきます。

―― そう言われると思い当たるというか、玄関を開けて入ってきたときの足音や靴の脱ぎ方の音で確かに違いますね。

志和池 違いますね。笑って帰ってくるときもあれば、ムッツリして、「ただいま」も言わずに部屋にこもってしまうときもあります。こうなるとはっきりしていますが、ガチャと開ける音で違ってくることがあります。
子供たちはちょっとしたSOSを出します。音によって違いがわかる!

―― 気に留めることが大事ですね。

志和池 大事です。だんだん子どもは成長していきますが、それだけではなくて、子どもを伸ばしていかなければならないということです。成長していきますから、いろんなことをお母さんが教えていく。
能力を伸ばしていくことに結びつけなければならないので、まずは見て、受け止めて、認めてあげてして、ポイントを押さえながら言葉がけやルールを作り、自分を見せるということ、それに加えて生活・気質を見極めて子育てをしていくことが大事なことです。

 子どもたちに、例えば「大好き」と言ってあげるとき、3パターンの子供たちにどう言えばいいのかお話しましょう。

 お母さんが子どもに「大好きよ」と言うとき、感じる子どもには、まず抱っこしてあげてください。そして大好きというお母さんの気持ち(こころ)を乗せて、「あなたのことが一番大好きだからね」とギューと抱きしめながら言葉を伝えてあげる。

 動く子供には、「あなたの素直なところが好きよ」「優しいところが好きよ」とそのものズバリを言ってあげると、子供は「お母さんは僕のことがわかっている」「私のことを見ていてくれる」という安心感・安堵感が生まれてきます。

 考える子供には、「あなたのことが大好きよ。すごく物知りだね。お母さんにもいろいろ教えてくれる?」というように話しながら褒めてあげると、子供たちはすごく喜びます。

 逆に今度は怒るときにどう怒ればいいのか。間違ったことをしたときやルールを守らないとき、いろんなことで怒らざるをえないときがあります。怒るということも子育ての一つですから、そういうときにどうすればいいかということです。

感じる子どもは、みんなの前で怒らずに一人だけ、一人だけ呼んで「こういうところが悪かったのじゃないの。今度から直していこうね」と怒ってあげると、プライドも傷つかずに「うん。わかった」と素直に受け入れてくれると思います。

動く子どもを怒るときは「ここの部分が悪かったね」、「物を投げたことが悪かったのよ」というように具体的な例を出して、ここが悪いということを説明してあげると、動く子どもは納得します。

考える子どもたちは、どこのどういう部分が悪かったのか、なぜ悪かったのかどうすればよかったのかをきっちり説明してあげると納得します。

それぞれのタイプによって、怒り方や褒め方が変わってきますので、それを子どもがどうとらえるのか、ということをお母さんが踏まえて行動すれば、褒められるときも怒られるときも、より子どもたちは納得し、お母さんの言うことを理解してくれるのではないでしょうか。

―― きょうだいでも怒り方、その子性格・気質を見極めて言うと、すんなり入っていくのかもしれませんね。

志和池 そうですね。子どもをどう伸ばしていくかというと、
まずは@心をとらえてあげるということ
Aたくさんの知識をおしえてあげること
B頭を働かせて知恵を身に付けていくこと
C学ぶ喜びをおしえてあげること
この4つのポイントが教えることの基本です。

その方法ですが、どのようにやる気を出す言葉を言えばいいのかというと・・・。

感じる子どもには、「お母さんと一緒にやろうよ。歌って覚えたらもっと楽しくなるね。一緒にがんばってみようか」というように、感じる子どもは一人でするのが苦手ですから、「お母さんと一緒」ということがキーワードかもしれません。

動く子どもには、「お母さんと比べっこしない、競争なんてどう?。いくつまで覚えられるかなあ。これが終わったら一緒におやつを食べようね」と言うと、動く子どもは乗ってきます。

考える子どもは、例えば「キリンという言葉を知っていたよね。英語で言うとGiraffeというよね。すごい、よく知っていたね。じゃあ今度、もっと動物の名前をたくさん覚えて、動物園に行ったときにお母さんに教えてくれる? そのためにお母さんと一緒に覚えっこしようか」なんて言うと、考える子どもは乗ってきます。

 子どもたちに覚える楽しさや学ぶ楽しさを、お母さんが日常生活の中で教えていくことも大事な子育ての一つであり、コミュニケーションの一つです。

―― 志和池さんのお話を聞くと、その子の気質に合わせて楽しくやっていくと、お母さんも楽しく楽に子育てができるように感じてきます。
これからは、どう子育てをしていけばいいのか、コミュニケーションしていけばいいでしょうか。

志和池 子どもは一部分で見ていくものではなく、心も体も一緒に見ていきます。その成長を見てお母さんは、喜びもありますし、こんなに大きくなった、こんなに成長したという実感もあると思います。
心と体を一体化して個性をうまく使い分けながら、能力を伸ばすことが最短の方法です。

能力を伸ばすには、お母さんが一番の先生であり、信頼できる人なので、お母さんは(手をかけ)、(愛情をかけ)、(思いやりをかけ)、(言葉かけ)をかけて育てていきます。
お母さんのやり方でお母さんのルールを作り、お母さんの方法で子供を育てていくことになりますから、学習するにしても生活するにしても、子どもをよく見、よく聞き、よく触れ合うことが大切です。
すべてを取り入れるというか、この部分ということではなく、コミュニケーションがあっていろんなことを学んでいく。学んでいくことの中で個性を見極め、日常の社会的なルールを教えていくことが大事ではないかと思います。

これからのお母さんは、子育てをしながら自分の人生も歩いていきます。
子育てが大事な時期は6年間、もっとも大切な時間は3年間です。この時期はとても大事です。この時期にコミュニケーションをしっかりして親子の絆を強めて、いろんな情報を入れてあげれば、子どもは自然に自分の考え方を持って、自分で判断して生きていく力をつけていきます。
ですから、この時期が一番大事だということです。この時期をうまく乗り越えていくことによって子育てが楽になり、楽しい子育てになっていくのではないでしょうか。

―― 何事もお母さんとのコミュニケーションで学んでいく。コミュニケーションというのは、言葉がけであったり、スキンシップであったりしますが、お子さんをどう生かしていくかというのは、お母さんとのコミュニケーションにかかっているといってもいいぐらいかと、志和池さんのお話を聞いていると思いますが、そうでしょうか。

志和池 はい。4歳から5歳のころまでは、お母さんとのコミュニケーションによって子どもたちの本当の気質・性格、それを生かすも殺すもお母さん次第だと思います。大げさかもしれませんが、それぐらい大事なものです。

プラス知識を子どもに与えていくこともお母さんの役割だと思います。
お母さんが上手に子どもと付き合っていくことによって、子供たちがこれから先どう育っていくか、分かれ目になってくると思います。

育った環境はすごく影響してきます。子どもたちは環境によってつぶされたりもしますし、お母さんの気持ちの持ちようで、本来の性格が出ていないお子さんもいます。

いずれ子どもは自立していきます。小さいときのお母さんの手助が勇気を与え、困難を乗り越え、人とうまく付き合えることが出来、社会で生きていけることにつながってきます。これはまさに家庭から作っていかなければならないことです。
お母さんは自分を信じて、子どもを信じて育ていってください。

―― 子供の性格や気質を見極めて、お母さんが子供とのコミュニケーションをとっていくことが、家庭をよくし、子供もよくし、ひいては自分も楽になる。子育ても楽にしていく方法ですね。

志和池 そうですね。小さいうちは大変かもしれませんが、長い目でみると、ほんの数年です。本来の自分が持っている性格と後天的にできていく性格・気質、それに上乗せしていくことによって、一つの人格を育てていく大切な仕事を与えられているわけです。やり方はそれぞれ違うと思いますが、その辺を把握していただけると、子育てはとても楽になります。

今までコミュニケーションを聞かれたお母さんたちはこのようにおっしゃっています。
例えば、
*今まで子どもがなぜこんなことをするのか全然わからなかったけど、何となくやり方がわかってホッとした。
*子どものためにと思って自分自身を抑えていたけど、自分を出してもいいということがわかって、子どもに素直に接することができるようになった。
*もともと自分自身は子育てが好きではない。子供は苦手だと思っていたけど、自分の性格がわかり、子どもの性格がわかってくると、子育ては自分のやり方でいいのか。育児
に書いているように育てなくても、自分のルールでいいということがわかると、ホッと
て子育てが楽しくなってきました。

こんなご意見をお母さんにお話していただけました。まずは自分を認め、子どもを認めることによって楽になり、次のステップに上がることができる。そんな手ごたえを感じました。

 人と人との始まりは、まずは家族がスタートです。家族と楽しくコミュニケーションしていくことが私たちの人生の中での第一歩、これから楽になるための第一歩ではないでしょうか。

―― 現場で幼児教育をされている志和池さんがじかに見ている感覚は、なるほど、そういうことなのか、コミュニケーションの大事さが今日はとてもよくわかりました。本当にどうもありがとうございました。

志和池 こちらこそ、どうもありがとうございました。

 

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